花より男子の二次小説です。オールCPです。



   
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サイコ

Author:サイコ
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◆Moon 7

   

 夢子さんに言われあたしは、今日初めて胡蝶の会へ参加する。
気が重い・・最も苦手な女の園・・・
夢子さんに前もって、会の様子や身なり、注意点などは聞いておいたけど・・・

聞いていたのと、実際この場に来てみるのとでは空気が違う。
新参者のあたしはこの場の雰囲気に威圧され、周囲の人に最低限の挨拶を交わし、
隅の方でみんなの様子を伺いながら立っていた。
綺麗な人たちが数人入って来て指定の席?があるのか?ないのか?分からないけど、
次々と着席していく、あたしはドアの近くの空いている席の横に移動した。

時間となり10名ほどのご婦人たちが集まったところで,リーダーらしき方が挨拶を始めた。

「皆様本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
今日から新しく美作商事の若奥様がこの婦人会に入会されました。
美作さん一言どうぞ。」
みんながあたしに注目する。

「美作つくしと申します。皆さまどうぞよろしくご指導のほどよろしくお願いします。」
あたしなんかに時間を割いてもらうのも恐縮なので短めの挨拶をする。

「美作さん、何かわからないことがございましたら何なりとお尋ねください。」
周りから拍手が起こり私は頭を下げる。

はぁぁ~、これだけで疲れる・・・

美作はトップ企業なのでここでいじめられる事はないが、
あたし自身、庶民出身なので生粋のお嬢様たちの中にはどうしても馴染めない。
もう、すでに輪も出来上がっていて、溶け込めそうにない雰囲気だった・・・
英徳同様あたしは一人浮いていた。

婦人会は月に1度のペースで行われ、おもにボランティアや慰問、男女平等、
人権問題、子供の明るい未来、医療など社会貢献活動について話し合われる。
イメージアップの一環なので年間行事もほぼ例年通り変わらない。
毎年同じ活動を繰り返すため、話し合いも淡々と進んでいく。

『今回の議題は児童養護施の夏祭りついて』
あたしは隣の席のご婦人とペアで夏祭りのバザーを担当することに決まった。
綺麗でエレガントなご婦人だった。

「夏祭りご一緒致します、高坂と申します。」

「はじめまして、美作です。
こちらこそ、お役に立てるよう頑張りますので、なんでもおっしゃってください。」
立ち上がり深々と頭を下げる。

「そんなに緊張しないで。私こう見えて、この会では若手なのよ。
美作さんが入会してくれて、やっと後輩ができた気分だわ。
胡蝶の会は人の出入りがほとんどなくてね、新しい方も滅多に入ってこないの。
いつも同じ顔触れだから中々溶け込めなくて・・・
美作さんと夏祭りのペアご一緒できて嬉しいわ。これからもよろしくお願いします。」

つくしは少し緊張がほぐれた。

「こちらこそ、よろしくお願いします。」
つくしは話せそうな相手ができて少し安心した。

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◆Moon 6

   

 つくしちゃんは努力の甲斐もあって美作の嫁として、
どこに出しても恥ずかしくない淑女になった。

そこで私は次のステップとして『胡蝶の会』という
日本屈指の婦人会へ入会するよう彼女に告げた。

「つくしちゃ~ん、淑女プログラムよく頑張ったわね♪
それで次のミッションなんだけど『胡蝶の会』に参加してほしいの。」

「こちょうの会ですか??」

「そうよ、『胡蝶の会』に参加することは、
大企業の妻としての大切なお務めの一つでもあるのよ。
それにこの会に参加できることが大企業の証でもあるの。」

「はあ、」
おぼろげなため息にも似た返事、

「もちろん私も在籍してるけど、私は『洋蘭の会』の会員なの。
『胡蝶の会』は20代~40代で構成されている若嫁の会。
『洋蘭の会』は50代~構成されているご婦人の会で、
道明寺、花沢、大河原など錚々たるメンバーが名を連ねているわ。

まぁ、この会もつくしちゃんが知るところの
英徳学園とあまり変らない次元なんだけど・・・
夫の会社のランクやご婦人たちの家柄によって
自分たちの立ち位置が決まるような窮屈な世界だから・・・
つくしちゃんにとっては、苦痛な時間になると思うけど、
美作の嫁の務めとして頑張って来てちょうだい。」

「はい」
気が重過ぎてどうしても声が沈んでしまう・・・
あたしの顔が引きつっていたのか?
夢子さんは苦笑いをしていた。

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◆Moon 5

   

 あたしは結婚後も仕事を続けるつもりでいた。
あきらさんと一緒に仕事をするとモチベーションが上がるし、何より楽しかった。
あきらさんも『これからも俺のサポート頼むな』って言ってくれてたのに・・・

夢子さんが、
『つくしちゃんには結婚を機に一度仕事から離れて、
美作家の内のこと覚えてもらわなくちゃね。
お家同士のお付き合いもたくさんあるし、
親戚、会社関係などにも、美作の新しい嫁としての挨拶回りがあるから、
百聞は一見に如かずよ。私と一緒に回って内情をよく覚えていきましょう。

家の内部の事が落ち着いたら、またいつでも仕事に復帰してくれて構わないわ。
つくしちゃんも知っての通りとても窮屈な世界だから、隙を見せられないのよ。
知ることは自分を守る武器になるわ、一緒に頑張っていきましょう。』
と笑顔で言われたので・・・

一旦会社を辞め、数えきれない箇所の挨拶回りに精を出し、
美作の嫁として恥ずかしくない女性になるため、
マナ-、ダンス、ピアノ、作法等習い事を始めた。

***

総二郎は久しぶりにつくしに会った。
つくしは茶道のお稽古で西門家を週一で訪れていた。
あきらの母さんからの直々の依頼で家元夫人から指導を受けている。
牧野が西門に出入りしていることは知っていたが、俺も忙しく中々会えないでいた。
久しぶりに会った牧野は見違えるほど美しく俺としたことが見惚れてしまった。
あいつは磨けば光る原石だと思っていたが桁外れの宝石だった。
あきらの奴俺らのいない隙に・・・俺は自分の結婚が遠のく気がした・・・

「美作夫人、久しぶり。人妻になって綺麗になったんじゃねぇか?」

「美作夫人って・・・///つくしでいいです。」

「お袋じゃなくて俺が手取り足取り茶道の稽古つけてやろうか?」

「いえ、、、妊娠しちゃうので遠慮します・・・」

「親友の奥さんだぜ。
でも、あきらに磨かれてイイ女になったよなぁ~。あいつ元気にしてるか?」

「仕事頑張ってますよ。」

「美作商事の業績すげぇ好調だもんな。内助の功ってやつか?」

「そんなわけないでしょ。
あたしは自分のことで精一杯であきらさんを支えてあげる余裕なんてありません。」

「じゃ、俺がつくしちゃんを支えてあげようか?」

「結構です。自分の足で立てますから。」

そこへ、お弟子さんが西門さんを探しに来た。
「若、若宗匠~」

「お弟子さんがお呼びですよ、次期家元。」

「全く人使いの荒い奴らだぜ。じゃ、またな。」
手を振りながら足早に去って行った。
西門さんも忙しそうだ・・・跡取りというのはどこも大変だ。

***

その夜、
「今日、茶道のお稽古でね、久しぶりに西門さんに会ったよ。」

「あいつ、元気にしてたか?」

「相変わらずエロ門だったけど、次期家元として忙しそうだった。」

「伝統を守るってのも大変だよな。総二郎何か言ってたか?」

「あたしのこと綺麗になったって、褒めてもらっちゃった。」
嬉しそうに微笑む。

俺も最近のつくしの変貌には驚いていた。
どんなつくしでも愛して止まないが、
淑女のレッスンをはじめてからは立ち居振る舞いも美しくなり、
一つ一つの動作に見惚れる。
それに加え俺が毎日愛することで女としての魅力が溢れ出てきている。
確かに綺麗になった。

俺は一秒でも早くつくしに会いたいが為、
仕事を今まで以上に効率よくこなし、秘書に喜ばれていた。

帰宅するとつくしの傍らから離れず、他愛もない会話を交わし、
夜はつくしを抱き、翌日のパワーを注入する。

つくしがいることでやる気と仕事をする喜びが生まれ、
極上のルーティンが完成していく、それが業績好調に繋がっているんだと思う。

でも俺には一つだけ心残りがあった。

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◆Moon 4

   

*R15指定です。本文中に大人の表現が出てきます。自己責任でお読みください。

 つくしの初めての相手は俺だった。

俺は初めてのつくしに優しく愛を教えてやろうと焦る気持ちを抑え、
ゆっくりキスを繰り返しながら耳元から首筋へと唇を押し当てていった。

やわらかな月の光に照らされたつくしの体は産まれたばかりの体のように艶やかで、
恥ずかしさからか、体が薄ピンクに色に染まっている。

もう、たまらねぇ~男の欲望を掻き立てるこの肉体。

俺はツンと立った乳頭を口に含み舌で転がしながら、右手で乳房を揉みしだく、
つくしは堪らず声をあげ、背を反らすが、俺のもう片方の手が下へと降りていき、
まだ誰も踏み入れたことのない秘部へと指を這わせていく、
つくしは恥ずかしさのあまり膝を閉じようとするがそうはさせない。
膝を割、容赦なく俺が入り込んでいき、舌を使いそこを充分に解きほぐしていく、
つくしのそこからはすでに蜜が溢れだしていた。

俺の熱く固いモノがゆるゆると温かなつくしの中へ入っていく、
つくしは俺の背中に爪を立て痛みに耐えているようだったが、
俺も理性がぶっ飛んでしまい、つくしを労わってやる余裕がない。
体が一気に沸騰し体の芯が熱く溶けていくようだ。

すげぇ~気持ちイイ~

俺の今までの経験なんてつくしの前では何の役にも立たない。
俺の初めてのエクスタシー。
何度もつくしに持っていかれそうになるのを奥歯を噛みしめ耐える。
無垢のつくしの体は今までに感じたことがないほどの快感を俺に与えてくれた。
俺は体に電流が走ったようにビビっと震えた瞬間つくしの中に精を放った。

凄く良かった~
圧倒的な快楽の前では俺はただの男だ。

眠りに着いたつくしの横顔をみながら、
初めてのつくしに優しく愛を教えてやるつもりが・・・
無理させちゃまったと・・・シーツに残る初めの証を見て反省する一方、
俺はもう、つくしを手放せなくなったと実感した。

***

仕事もプライベートもパートナーになった俺たちはすべてが順調で毎日充実していた。

その一年後俺は美作商事の専務に昇格した。
そしてつくしは俺の第二秘書になった。

つくしは秘書としての才覚も持ち合わせていた。
秘書として俺の出席するパーティーや会食などにも参加し、
出席者の顔と名前はもちろん、趣味や好みまで詳細に把握していて、
会話や商談などがスムーズに運んだ。

俺は多くの商談をまとめ仕事のできる男として会社でも一目置かれる存在になっていた。
俺のことを二世のバカ坊ちゃんというやつは一人もいない。

俺たちはつくしの誕生日に入籍し、みんなに祝福され結婚した。

結婚後も美作商事の業績は右肩上がりに伸び続けていった。
政略結婚で企業を拡大しなくても、強引な買収で会社を乗っ取らなくても、
俺のやる気を最大限に引き出してくれる何も持たない俺の嫁。
それこそが企業にために一番の利益になることを、このつくし効果が示してくれた。


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◆Moon 3

   

 牧野が大学3年になったころ母さんが、
『美作商事にインターンシップに来てはどうかしら?』と
牧野をしきりに誘っていた。

牧野はとても優秀で高校時代からずっと特待生をキープしている。
語学も堪能で日常会話程度なら数か国語話せた。

母さんは牧野の真面目で勤勉なところも努力家なところも
人柄の良さもすべて把握していた。
ああ見えて人を見る目はある。

どうしても美作商事に欲しかったのだろう。
牧野がバイトに来るたびにあれやこれやと誘いの呪文を唱え、
牧野もあっさり呪文に掛かり美作のインターンシップを受けることになった。
インターンシップ先は美作の海外事業部。

仕事は忙しくバイトとの両立は無理だったので双子の家庭教師は終了し、
仕事一本に絞り業務を覚えていった。
昔からバイト三昧の勤労処女は仕事の飲みこみが早く
スポンジのように実務を吸収していった。
牧野自身、美作の多義に亘る仕事に興味をもち、仕事がとても面白いみたいだった。

牧野は大学卒業と共にそのまま美作商事に就職した。

俺も大学と会社の二足の草鞋を履き学生時代から美作商事で働き、
卒業と共に海外事業部へ配属されていた。

牧野が俺の部署に配属されたことは偶然か?必然か?は分からないが、
インターンシップに引き続き海外事業部へ配属された牧野は俺の下につき、
俺は仕事の先輩として牧野に仕事のイロハを教えてやった。

呑み込みの早い牧野は仕事を次々と覚え、俺たちはいくつかのプロジェクトを成功させていった。
牧野と一緒に働くのはこの上なく楽しかった。
同じ目標に向かい、時には失敗し、試行錯誤を繰り替えし、お互いを高めて合っていく。

夜遅くまで話し合い・・・俺たちの距離は縮まっていった。
もう限界だ・・・この気持ちにブレーキが利かない。
溢れだす牧野への愛情。誰もいない夜の社内・・・

「牧野、そろそろ俺たち本当のパートナーにならねぇか?」

「えぇ⁉あたしはずっと美作さんのことパートナーだと思ってましたけど・・・
パートナーだと思い込んでいたのはあたしだけですか?
あたし美作さんの10分の1も仕事できないかもしれないけど、
もっともっと仕事覚えて、足を引っ張らないようにしますから・・・
至らない点があったらどんどん言ってください。
あたしを美作さんのパートナーとして認めてください。」
牧野は早口に捲し立てる。

やばい・・・こいつ勘違いしてる。
そうだった・・・こいつすげぇ鈍感女だった。

「えぇぇ、違う、違う。仕事は俺もおまえのこと最高のパートナーだと思ってるよ。
仕事の方じゃなくて・・・そっ、その俺が言いたいのは、公私ともに人生のパートナーになってくれってことだ///」
俺が照れてどうすんだ・・・

「人生のパートナー⁇」

「俺と結婚してくれっていってんだよ///」

まずい・・・テンパってしまった・・・まずは交際からだろ・・・
まぁ~いい、俺はこいつしかいないし。
でも、人生に一度のプロポーズが・・・こんなぐだぐだな告白って・・・
俺ってもっとスマートな人間だったよな・・・
牧野が絡むと焦って、かっこ悪い俺になっちまう・・・

牧野は一気に紅潮し目が零れそうなくらい見開き、
「あ、、、あ、あたしとですか?」

「おまえ以外に誰がいるんだよ。俺はずっとおまえのことが好きだった。」

「あ、あたしも・・・美作さんの事ずっと好きでした///」

照れながら答える牧野は、めちゃくちゃかわいい・・・
俺は体が自然に動き牧野をぎゅっと抱きしめ、初めて唇にキスをした。
はじめは優しくそしてしだいに深く・・・もう、俺はこいつを離さない。


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